きれいは穢い、穢いはきれい

 

at1965.hatenablog.com

 元記事はこちらです。丸山隆平さんが主演のマクベスを、本日13:00の回で観劇してきました。当日券、しかもキャンセル待ち権という入れるかわからない状況…や、入れるよね。番号1桁前半だったので。一昨日10番台後半で入れなかったので、これからの当日券取る方は参考までに。以下前記事の箇条書き感想に追記します。すごくネタバレすると思う。

 

◼︎3Fのいちばん端で、見切れも見切れ席。上手と二階部分しか見れない。

チケット売り場で「大変観づらい席となっております」とは言われたものの、まさか舞台半分見えないとは。でも一番前の席だったし、壁に隠れて観ている感じが結構好きだった。左側誰も居ないから気兼ねしなくていいし。唯一残念だったことは、噂のキスシーンが見れなかったこと!!!吐息だけ聞こえてくるよ!逆にいやらしいよ!!!!

◼︎最初は「随分若造でへなちょこのマクベスだ」と思ったのに後半の狂人の演技はすごかった。

早口のせいなのか滑舌の問題なのか力が入ると声が高くなるせいなのか、前半の理性と葛藤しているマクベスはわたしが本で読んでいるときより若い印象でした。そのぶん段々と狂っていって声がやつれていく様が印象的だった。最後の方は叫び声も低くなっていったのではないか。そして衣装が変わったのもあるかもしれないが、どんどんとマクベスの顔つきが鋭くなっていった(ように見えた)。狂人になる程磨かれるのか、嫌ね。

◼︎マクベスは丸ちゃんにハマリ役である。

個人的な見解ではあるが、丸山隆平という男は極端である、陰と陽が。パーソナルな部分ではあるがその極端さが今回マクベスを演じるにあたってものすごく上手く作用していると思う。このキャスティングをした人はすごい。だけども上手く作用してる故、心配でもある。そこはエイトの仕事で上手くガス抜け出来ているといいのだけれど。最近の生放送で丸ちゃんが絶好調な理由はこれか、と納得した。

◼︎なので演者は相当精神タフである。あまり深淵は覗いて欲しくない。

ここからはエイトファンとしての戯言です。マクベスという役に向き合うということは、自分の禍々しい面と直面しなければいけないということなのだろう。人間というのは誰しも大なり小なり狂気を抱えているのだから。だけどあまり深淵を深く覗き込まないで欲しい。狂人のふりをし続けていたら本当に狂人になってしまうものなのだ。舞台が終わったら、丸ちゃんにはハッピーな映画とハッピーな音楽とハッピーな本をたくさん読んで欲しい。いっぱい美味しいものを食べてお酒を飲んで、友達や仲間と明日のことを考えずバカになって笑って欲しい、と過保護なファンは勝手に思った次第であります。

◼︎カーテンコールで丸ちゃんの顔が眩し過ぎて顔を背けてしまう事案。もしかして恋かよ。

丸ちゃんがこっちを向くときに恥ずかしくて顔を見ることが出来ない。こんなことはヤスくん以外ないだろうと踏んでいたのだが。恋かよ。

◼︎生で見る丸ちゃんは、相当スタイルが良い。

半裸でガウンを羽織っているシーンがあったのだけれど、ワンパックがシックスパックに変化しようとしていた。マジかよ肉体改造かよ。手足が長くて8頭身で、何あの王子様。あっ王様だった。

◼︎万年日めくりカレンダー、眺めてるだけで元気出るよ!!

そういえば今日は8日だった。

 

以上になります。いや、正直あんまり演技には期待していなかったのでね、まさかこんなに引き込まれるとは思わなかったのでビックリしています。もちろん他のキャストさんの演技もあってこそだけど。丸ちゃん映像より舞台向きなのかもな。引っ張られる云々については、カテゴリなしでまた後日。