デッドオアアライブ

先に書いておくとおっぱいバレーの話ではありません。
 

ハタチのとき、25歳でわたしは死ぬと思っていた。自殺願望ではなく、別に格好いい事を考えていた訳でもなく、夜眠る前に5年後の自分を少し想い描いてみて、生きている自分が全く想像が出来なかったからだ。普通にOLをやっている姿さえ想像出来なかった。本当にただ単に無で、生活力がなにもないわたしは「これは死んでいるだろう」と思っていた。でも今月29歳になるわたしは精神を拗らせながらも未だに生きている。来年三十路とか本当にびっくりする。まだまだわたしは自分のことを御せないし、知らないことがいっぱいある。幼稚でもある。ハタチのときも25歳の時も知りえなかった自分のなかの感情の引き出しが未だに新しく開いたり普通にする。でも、今は5年後を思っても「まあ多分生きているだろう」位には思えるようになった。どうにでも生きれるというある種の諦観と開き直りが出来るようになったのかもしれない。これが嬉しいことなのか悲しいことなのかはわからないけれど、ハタチのときよりは心は穏やかだ。いつか遠くまで辿り着いたときに、自分なりに愉しかったと思える道筋を歩きたいな。道端に咲く花とか、喫茶店に寄り道しながら。

 
◾︎今週のお花ちゃん
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薔薇バラばら